みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はインドネシアの電子決済についてご紹介します!
電子決済の利用
グループでレストランに行ったとき、日本では個別会計に対応してくれるお店が多いのですが、インドネシアではほとんど対応してくれませんそのため、支払の時は自分の分をテーブルの上に置いて(他の人も同じようにして)まとめてから支払うというスタイルになります。この支払い方法は結構手間がかかります。みんながよくするのは誰か一人が代表でカード決済をして、他のメンバーは後でモバイルバンキング等を使用し、カード決済してくれた人に金額を振り込みます。これはいわゆる「キャッシュレス・プログラム」、現代の支払い方法だと私が教わりました。
弊社ジャカルタオフィスに出張の際、私は仕事が終わったらよく友達とご飯に行ったりもします。食事が終わり、支払いをしようとしてデビットカードを出しましたが、友達全員に「時代を追えない人間だな〜」と笑われました。正直、みんなが何でそう言ったのかさっぱり理解できなかったです。支払いを完了し、席に戻ったら先ほどの冗談をもう一度確認しました。私の質問に対して友達は「今はデビットカードを持ってレジに行く時代じゃないでしょ。電子決済アプリの時代でしょう!」と言いました。
このケースは今年のゴールデンウィークの少し前の出来事でした。なお、私は3〜4ヶ月に1度ジャカルタ出張に行き、日本にいる間は毎日インドネシアのネットニュースを欠かさず読んでいますが、それでもインドネシアの急速な成長に追いつけないようです。現在のインドネシア、ジャカルタでは、支払いといえば電子決済アプリが当たり前となっているようです。
電子決済を利用する理由
4月の出張中に支払い方法で戸惑う場面がもう1回ありました。それは日本に戻る前に母と食事に行った時でした。食事が終わり、レジで支払いをする時にデビットカードを出そうとしていたら母は急に「GoPayで支払いしたら?」と疑問を持っていそうな顔で言い出しました。GoPayはGoJekが運営している電子決済システムの事です。「どうしてGoPayなの?」と理由を聞くと、母と私の会話を聞いていたレジのお姉さんは「GoPayで支払うと10%のディスカウントがもらえますよ」と言いました。
GoJekのアプリとアカウントは持っていますが、GoPayには1ルピアも入っていません。結局母が代わりに支払いを済ましてくれました。どうしてジャカルタでは電子決済アプリの存在感が増してきたかというと、「キャッシュバックやディスカウントがもらえるから」が一番の理由となっているようです。その他の理由は「財布を出すことが面倒で、電子決済が一番便利」だそうです。インドネシアにある電子決済は様々なキャッシュバックやディスカウントのキャンペーンをしているため、ジャカルタ周辺に住んでいる人は2つの電子決済アプリを利用することが多いようです。今のところ、GoPayとOVOが一番人気らしいです。他にもいくつか電子決済アプリがあります。次回はインドネシアに人気ある電子決済アプリをより細かくご紹介したいと思いますので、ぜひ次の記事も読んでいただければ幸いです!
以上、今回の紹介記事はここまでです。
質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。
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