みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はインドネシアの牛乳についてご紹介します!
インドネシアの牛乳
インドネシア語では牛乳のことは「Susu」と言います。インドネシアでは、スーパーやコンビニ、露店などで練乳を含めて、牛乳製品を簡単に手に入れられます。ただし露店(インドネシア語:Warung)では、Fresh Milkは販売されていません。もし、販売されていたとしても、それは自家製freshmilkや自家製投入が多く、あまりおすすめしません。一番簡単に手に入れられる牛乳の種類はロングライフミルク(インドネシアでは「Susu UHT」とよく呼ばれる)です。Susu UHTは味の種類がたくさんあり、子供から大人まで大人気です。
Susu UHTは大量の砂糖や防腐剤、着色剤などが入っているので、飲みすぎに注意しなければなりません。私の実家では、冷蔵庫に入っている牛乳はFresh Milkの方ですが、週1~2回ほどSusu UHTをジュースの感覚で飲んでいます。私がよく飲んでいるSusu UHTはUltramilkというローカルブランドです。おすすめはチョコレート味の牛乳です。他のブランドのチョコレート味牛乳より優しい味がするので、大好物です。Ultramilkのチョコレート味はとても甘くて、疲れている時に飲んだら満足な気持ちになります。
インドネシアの一般的なスーパーやコンビニに販売されている海外ブランドの牛乳は「Greenfields」という牛乳のブランドです。GreenfieldsはJapfaというシンガポールの会社の商品です。このブランドはFresh Milkだけでなく、ロングライフミルク、ヨーグルトなどの沢山商品の種類があります。価格はローカルブランドよりやや高めです。
牛乳に関する問題
現在インドネシア国内の牛乳の生産量はとても低く(全国約18%だけ)一方で牛乳ニーズは年々高まっている状態です。子供達の成長のために牛乳が必要です。インドネシアの子供の人口は6617万人、これからも増えていくことでしょう。去年のインドネシア農業省のデータによると、インドネシアに輸入された牛乳は約82%です。輸入品の牛乳は国産牛乳に比べると価格が高いため、牛乳を買えない家族が少なくありません。現在のインドネシアではこの牛乳問題が深刻な事態となっているため、政府は「赤信号だ」と発表しました。
牛乳が買えない家庭は、代わりに練乳を飲んでいます。練乳の飲み方はコップの中に練乳を入れお湯を注ぎます。練乳は普通の牛乳に比べて安いです。例えば、インドネシアで大人気の牛乳ブランド「Frisian Flag」は1個の缶練乳の価格は9,000ルピア(約70円)ぐらいで、とてもお手頃です。子供から大人までの牛乳問題は練乳を代用することで解決できます。インドネシア人が最も頭を抱えている問題は赤ちゃん用の粉ミルクの価格が高いことです。。800グラムの粉ミルクは安くても130,000ルピア(約1,000円)です。さらには800グラムで470,000ルピア(約3,700円)と高額の粉ミルクもあります。赤ちゃんの粉ミルク代は1ヶ月あたり1,800,000ルピア(約13,900円)かかります。インドネシア首都のジャカルタの最低給与は3,900,000ルピアなので、一般のインドネシア人にとってこの価格は、かなり高額であるといえます。今年もインドネシアの国内牛乳生産量を上げるためにインドネシア農業省はインドネシア国内の牛乳生産量を上げることに集中するべきだと考えます。
以上、今回の紹介記事はここまでです。
質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。
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