みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はインドネシアの大学生や新社会人がよく住んでいる場所:Kos-Kosan (コス・コサン)についてご紹介したいと思います!
コス・コサンとは?
インドネシアではKost-kostan(コス・コサン)という住居形態があります。インドネシア人はよくコス・コサンについて「コス」や「コサン」と言います。この記事にはコス・コサンについて私がよく使う「コス」で表現します。コスというのは、元々「In de kost」というオランダ語で、「他の人の家で食事や睡眠をする」という意味でした。スや北米などにある宿泊と朝食が料金に含んだ比較的低価格で利用できる宿泊施設「ベッド・アンド・ブレックファスト」に似たようなものです。
写真:プレミアムコス
現在のコスは日本のワンルームアパートと同じです。形的には、日本のアパートに似てる建物もありますが、普通の家に余りの部屋があれば、コス・コサンになることも多いです。コスに住んでいる人たちは大体大学生と新社会人です。そのため、大学やビジネス地区の周りにはコスが沢山あります。コスの近くにはレストランやコンビニかワルン等が必ずあります。レストランやコンビニが沢山ある便利なコスは狭くても値段が高いです。
コスのタイプ
写真:スタンダードコス
コスは色々なタイプがあります。まず、一番多いのは学生専用コスです。学生専用コスは学校や大学の近くにあります。値段はとてもお手頃ですが、その代わり部屋が小さくて、施設も少ないです。学生専用コスのほかは、社会人のコスは学生のコスより施設が良いです。住む人たちもほとんど仕事しているので、値段は学生専用コスと比べて少し高いです。社会人のコスは大学生でも住めます。社会人のコスはプレミアムなバージョンもあります。プレミアムコスは、普通のコスと比べて値段が高いですが、セキュリティ、そして施設は普通のコスと比べてとてもいいです。プレミアムコスの部屋には、個人トイレ・バスルームと冷蔵庫、そしてテレビが付いています。個人キッチンがある部屋もあります。
そして、よく見かけるコスのタイプは女性専用コスです。女性専用コスはルールがとても厳しく、父親や兄弟以外の男性は部屋の中に入ることはできません。もし男性の友達などが来るときは、リビングでお話しします。男性専用コスもありますが、女性専用コスより数が少ないです。
料金と施設
コスの料金には電気代、水道代、そしてガス代も含まれています。コスの料金は施設により異なります。例えば、部屋の中にエアコン、そして個人バスルーム&トイレがあれば、安くても月々Rp.1.500.000(約15,000円)かかります。トイレ・バスルームはシェアで、中にはベッド、クロゼット、そしてテーブルだけの部屋は月々Rp.750.000(約7,500円)です。コスの家賃は毎月決められた日に払います。コスに引っ越したとき、1年間分を前払いしたら、1ヶ月分の家賃が無料になる場所も少なくないです。
コスには、シェアキッチンが必ずあります。や他の食器は自分で購入して、自分の部屋に収入します。シェアキッチンの中に、冷蔵庫もあります。その中に調味料やお菓子を入れてもOKですが、他の人に間違って取られないように自分の名前が書いてあるシールを貼ります。そして、各階ごとに無料ウォーターサーバーがあります。
写真:コスの中身
最近は、無料インターネット接続のコスもあります。そうではないコスは、大体普通の家より安い料金で申し込めます。コスの周りは必ずレストランやワルン・マカン(屋台)があります。インドネシアでは、コスに住んでいる大学生は大体遠い場所から来ている人たちです。コスでは、家族や友達が泊まりに来るときはコスの運営している人に言わないといけません。無料で泊まることができる場所もありますが、そうではない場所は一泊で大体Rp100.000(約1,000円)ぐらい必要です。
私も大学生の頃にコスに住んだことがあります。大学から散歩3分の距離で、朝7時の授業がある日は6時50分に起きても全然平気でした。女性専用コスで、施設も悪くないですが、部屋が狭くてエアコンがないため(小さい扇風機を買いました)値段がとても安かったです。ネット接続は別料金で2,000円ぐらいかかりました。コスの周りはレストランなどがたくさんありましが、私はデリバリサービスをよく利用しました。ちなみに、私のコスには無料ランドリーサービスもあったので、とても便利です!ただ、自分の服にちゃんと名前を書かないと無くすこともあります。コス生活はとても楽で、同じコスに住んでいる人たちとリビングでお話をしたりすることもできるので、とても楽しかったです。
いかがでしたでしょうか?
質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。
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