みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回は、前回に引き続き、インドネシア人ライターのディトさんと共にインドネシアに話題になっているライドシェアアプリ:GO-JEK (ゴジェック) をご紹介します!
GO-JEKのサービスは車やバイクのほかにも、さまざまな機能がありますが、やはり一番人気のあるサービスはバイクタクシーを呼ぶGO-RIDEです。普通のバイクタクシーより値段が安い事、そして安全である事がやはりGO-JEKの魅力だと思います。インドネシアでは昔からバイクタクシーが存在していますが、値段はドライバーが個々に決める為、安かったり高くなったりします 。ちょっとだけ綺麗な服を着たり、高そうなモールや高級エリアまでの目的地をドライバーに言ったりすると値段も上がるという問題と、ドライバーはフリーなので危険な処があります。
インドネシアでは一般のタクシーは料金が高いと言われており、目的地まで距離が長ければ、タクシーに乗るのを避けたがります。GO-RIDEとGO-CARは距離によって料金システムが決まっている上、ドライバーのプロフィールもシステムで確認できるので、夜遅くに利用しても安全です。
GO-JEK には他にも買い物をしてくれる機能や物を配送する機能、そして映画のチケットを買う機能も誕生しました。買い物をしてくれる機能は3種類あり、ファミレスや飲食店から食事を買ってくれるGO-FOOD、コンビニやスーパーで買い物をしてくれるGO-MART、その他の買い物はGO-SHOPです。他に、物を配達してくれるGO-BOX、チケットを買ってくれるGO-TIX。最近は部屋の片付けや宅配マッサージなど、便利なサービスが増えています。
最初はGO-JEKが始まったころは、ジャカルタが中心でしたが、現在50箇所までサービスが広がり、そのおかげで人々の移動は便利になりましたが、一般のタクシーやバイクドライバー、そしてバス会社にとってGO-JEKは自分たちのサービスを脅かす危険な存在です。そのため、2016年3月にGO-JEKを拒否する人々による大きなデモがありました。
タクシードライバーが街の中に車を止めて、街が完全に止まった状態になりました。それだけでなく、GO-JEKドライバーに対する暴力などもありました。
その問題に対してGO-JEKは一般のバイクタクシードライバーもGO-JEKに登録できるようにサービスを整理したり、普通のタクシー会社とコラボして、一般のタクシー配車機能をアプリに追加したりしました。その積極的な対応によりGO-JEKの人気が高まり、インドネシアで誰もが知るアプリとなりました。
いかがでしたでしょうか。インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。
次回はインドネシアのネイルサロン事情についてご案内します!
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