みなさん、こんにちは。ヘレナです。
今回はインドネシアの学習アプリについてご紹介します!
インドネシアのデジタル化はとても早いペースで進歩しています。インドネシア人口の半分以上はインターネット利用者で、その60%ぐらいはスマートフォンでインターネットに繋がっています。現代のインドネシア人にとってスマートフォンは生活の一部で、生活から離せない物となっています。
インドネシア人では、未成年の方や幼稚園児でもスマートフォンやタブレットで遊ぶのは一般的です。特にインドネシア首都のジャカルタにあるショッピングモールのレストランに行けば、スマートフォンやタブレットでゲームをしている子供たちは少なくありません。ただ、スマートフォンのアプリやインターネットの内容は全て子供向けのものだけではありません。この事ついてインドネシア社会は国の文部科学省も含めてとても意識しています。
そのため、インドネシアでは教育を応援するアプリは最近たくさん登場しています。子供向けだけでなく、大人でも新しいスキルやスキルアップするためのアプリも増やしています。教育アプリに対してインドネシア社会の反応は積極的です。スマートフォンはインドネシアの子供にとって「楽しい物」として意識されています。「楽しい物」を利用すると、勉強は苦痛ではなくなるとと考えられます。私の妹が通っている学校はこの意見に賛成する学校のひとつです。妹の学校はアプリを開発して、そのアプリで宿題を出すようにしています。
私も数年前、新しい資格を取るのにCourseraオンラインコースに通いました。CourseraはWEBだけでなく、スマートフォンアプリもあります。いつでもどこでもスマートフォンから授業を受ける事ができるのはとても便利だと感じていました。Courseraはインドネシアのアプリではないので、インドネシア語で学ぶ事は出来ませんでしたが、最近はインドネシア語で開発された学習アプリもたくさん登場しました。
写真:Ruangguruの画面
インドネシア国内に開発されたたくさんの学習アプリの中から、Ruangguruというアプリがあります。Ruangguruは小学生、中学生、そして高校生専用のオンライン塾として紹介されました。インドネシアの学生は放課後に塾やレッスンに通う事が多いです。午後3時に学校が終わって、塾やレッスンに通う事で家に帰るのが遅い学生たちもすくなくないです。オンライン塾サービスを利用すると、家でゆっくりしながら勉強する事ができるので、学生の健康や精神にもいいと思われます。
写真:Ruangguruのオンラインプライベートレッスン(チャット形式)
Ruangguruに登録すると、色々な勉強メニューに参加する事ができます。学校で学んでいる科目の説明ビデオやテストのシミュレーションなどのアクセスができます。たくさんのメニューの中から、プライベートレッスンメニューもあります。プライベートレッスンメニューはマンツーマンのシステムで、より勉強に集中できます。プライベートレッスンメニューはオンラインとオフラインの2択があります。オフラインを選択すると、決められた場所で勉強をします。オンラインを選択すると、どこでも授業を受ける事ができます。オンラインプライベートレッスンはチャットや写真を送ったりします。先生に質問を送ったらすぐに返事が来ます。
写真:Ruangguruの8月から9月までの21日間連続勉強チャレンジ
写真:Ruangguruのアジア大会期間限定のデイリーチャレンジ
そしてRuangguruは学生をより楽しく勉強できるのに、デイリーチャレンジやキャンペーンなどを決められた期間にイベントをします。デイリーチャレンジをクリアする時や授業のビデオを12回連続勉強すると、賞を貰えます。賞はプリペイド携帯電話のチャージ1000円分からスマートフォンやタブレットなどがあります。Ruangguruのシステムはインドネシアの政府にも認められていますので、最近はとてもススメられています。実際インドネシアのApple Storeでもオススメのアプリリストに入っています。これからもRuangguruのようなインドネシア人の教育を応援するアプリがたくさん登場するだろうと予想されていますが、次はどんなアプリが登場するか楽しみですね。
いかがでしたでしょうか?
質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。
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