料理には調味料が欠かせません。深い味わいを作り出し、さまざまな食材を組み合わせてバランスのとれた味わいのある料理を作り出します。調味料には、甘味、風味、酸味、および苦味があります。もし調味料がなければ、料理は味気ないものになるでしょう。インドネシア人が普段どのような調味料を自宅に持っているでしょうか?海外の調味料は使うのでしょうか、それとも国産の調味料のみ使用するでしょうか?確認してみましょう。
アンケート期間:2017年11月10日 – 2018年11月10日
アンケート回答者:インドネシア在住の10~59歳 男女 500人
リコリス(Licorice)による調査
Q:あなたは料理をするのは好きですか?(SA)
リコリス(Licorice)の調査によると、回答者の40.8%は料理するのが好きと回答しています。インドネシアでは、料理をするかどうかは気分や忙しさに依存します。調理には時間がかかるので、やる気になった時や、時間がある人が料理をします。若い人たちはレストランやカフェで友達と一緒に外食するほうが好きで、外食をしたくない場合にもオンラインで食べ物を注文できるので、わざわざ料理する必要はありません。
Q:あなたが料理をする頻度を教えてください。(SA)
38.8%はほぼ毎日料理すると回答しています。インドネシアではほぼ毎日料理する人は主婦か、柔軟な勤務時間を持つ人です。その他の人は、週末など仕事を休んでいるとき、またはホームパーティーなどのイベントをするときに料理をします。
Q:あなたは調味料にこだわりますか?(SA)
調味料は、インドネシア料理にいい色、味、香りを与えます。材料は同じでも、調味料の配合が異なれば得られる風味が異なります。これが、回答者の48.4%が「調味料にこだわる」と答えている理由です。さらに、インドネシアは最高の調味料を持つ国の1つであることが知られています。エシャロット、にんにく、クローブ、レモングラス、ナツメグ、生姜、その他数十種類の調味料がインドネシアで簡単に手に入ります。ヨーロッパ人かつて調味料を探すためにインドネシアに来て、ついには植民地化したのも不思議ではありません。
Q:あなたの自宅にある調味料をチェックしてください。(MA)
調味料は最初に加えれば料理の味を高め、料理の最後に加えれば味を調えることができます。塩(84.6%)、砂糖(72.2%)、ケチャップマニス(65.8%)、および胡椒(54.6%)はほとんどのインドネシア人の自宅にある調味料です。この基本の調味料だけで、ナシゴレン(インドネシアのチャーハン)などの簡単な料理が初心者でも作れます。
Q:あなたが調味料を選ぶ際に気にするポイントをチェックしてください。(MA)
過半数の52.2%は調味料を購入するときに味を考慮します。味わい深い調味料なら、手間やコストをかけずに料理の味を高められます。他に気にすることは健康(49.6%)と価格(49%)です。インドネシアでは、特にラマダンの月とイド・アル=フィトル(ラマダーンの終了を祝う大祭)の前に、調味料の価格が劇的に上昇します。この時期の間に、様々な種類の調理が大量に調理されるため、調味料の需要が高まるのです。
もう一つ興味深いのは、イスラム教徒が多いインドネシア人が、調味料の包装にハラールラベルが付いているかどうかに注目していることです。上記のリコリス(Licorice)の調査によると、約24.4%が「ハラール認証があるか」を調味料を選ぶ際に気にすると回答しています。これは調味料メーカーにとって重要な注意点です。
Q:海外の調味料をお持ちであれば、どこの国の調味料かチェックしてください。(MA)
料理をするのが好きな人は新しいレシピを試してみたいものです。知らない地元のレシピはもちろん、海外のレシピも試したい人がいます。海外のレシピを試したい時には、もちろんレシピに合わせた海外の調味料が必要です。しかし、回答者の35.2%が「海外の調味料を使ってない」と答えています。一方、海外の調味料を使っている回答者の27%が日本の調味料を使っています。
Q:日本の調味料(AJINOMOTOは除く)の中で、あなたが知っているものをチェックしてください。(MA)
約32.2%が「日本の調味料は知らない」と答えている一方、味噌(27.8%)、わさび(27%)、醤油(24.2%)がインドネシア人によく知られています。味噌を簡単に使った料理は味噌汁です。味噌汁は和食レストランによくあります。次に、わさびと醤油は寿司のレストランでよく見る調味料です。インドネシア人には寿司が好きな人が多く、ワサビと醤油のことを知っている人が多いのです。
結論
インドネシア人はほぼ毎日料理します。料理に調味料を利用するのは味が美味しくなるので、重要視します。インドネシア人は海外の調味料はあまり使いませんが、その中でもよく使うのは日本の調味料なので、日本の調味料メーカーが日本の調味料を紹介・販売する機会が広がっています。
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