みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はライターのレズキーさんと一緒にインドネシア人の平日についてご紹介したいと思います。
インドネシア人の平日
インドネシア人の平日は日本人の平日とほぼ同じです。学生は朝学校へ行き、会社員は会社へ行きます。 会社員は朝9時から午後17時まで仕事をしています。ラッシュアワーを避けたい会社は普通より30分早く営業を初めて、16時半に営業を終了します。 学生は朝7時から学校が始まります。7時から10〜15分ぐらいホームルームを行い、7時15分からは普通の授業が始まります。授業時間は45分単位で、だいたいの科目は2時間連続で授業をします。
写真:インドネシアの学生
服装について
学生は制服を着て通学します。小学生は白いシャツと赤いズボンやスカート、中学生は白いシャツと青いズボンやスカート、高校生には白いシャツと灰色のズボンやスカートを着て通学します。そして、週一ぐらい学校のバティック(インドネシアの伝統的な衣装)を着なければなりません。バティックは学校によりデザインが異なります。 会社員は制服が決められている会社もありますが、大体の会社はTシャツとサンダルでなければOKです。靴は、小学校から中学校まで白い靴下で黒い靴を履きます。
写真:インドネシアの会社員
通勤&通学
通勤や通学に必要な時間は平均30分から1時間です。大体のインドネシア人は家から近い学校を選んでいます。ジャカルタのような大きな街に通勤しているインドネシアの会社員は渋滞を防ぐため2〜3時間早く家から出るようにしているか、会社の近くにコス(賃貸物件)を借りるようにしています。ラッシュアワー時のインドネシアの駅は日本のラッシュアワーに似ていて、人が多いです。
写真:ラッシュアワー時のブカシ駅(ジャカルタ行き)
ジャカルタのような都会に通勤しているインドネシア人にとって朝と夕方の交通渋滞がとても疲れるようです。デザイン関係会社やスタートアップ会社は出社時間は決めませんが、1日の営業時間は8時間でないといけないルールを決めました。このような会社に働いているインドネシア人は、昼12時に出社し、夜8時に帰宅すれば交通渋滞無しで通勤が出来ます。営業時間がフレキシブルな会社も最近増えてきました。例えば、1日に12時間も営業をしたら、次の日に5時間営業して帰宅してもOKな会社があります。
写真:昼頃のジャカルタの道
ランチ
一部の学生は家からお弁当を持って学校で食べますが、大体の学生は学校の食堂で昼ごはんを食べます。食堂は室内だったり室外だったり、学校によって違います。学生が多いと室内の食堂も室外の食堂も持っている学校があります。学校でよく販売されている食べ物はミーゴレン、ナシゴレン、ミーアヤム(台湾風ラーメンに似ているインドネシアの麺料理)、ソト・アヤム、そしてシューマイです。
会社員には会社の食堂もありますが、最近はデリバリが多いです。都会に働いている人たちはゴジェックで食べ物をオーダーすることができますので、とても便利ですね。インドネシアでは金曜日にいつもと比べて昼休みが長いです。ショッピングモールの近くで働いてる人は同僚や友達と一緒にモールで食事をしたりしています。
帰宅
学生には15時半に学校が終わります。放課後にはクラブ活動をしたり塾やレッスンに行ったり、何もせずにすぐ家に帰る学生もいます。インドネシアの学生はほとんどバイトしません。実家がお店を営んでいる学生だと放課後、お店の手伝いをします。私がまだ学生だった頃、小学校から高校までずっと英語レッスンや音楽教室に通っていました。中学校3年生と高校3年生の時は全国統一卒業試験特別レッスンに通っていました。学校が終わってからレッスンが始まるまで少し空き時間があり、その空き時間は友達と一緒にご飯を食べたりしていました。レッスンが終わって、家に着くのは大体18時頃です。そのあとは少し休憩して、夜は宿題をしてから寝ます。
会社員は大体17時に仕事が終わります。仕事がまだ終わっていない人は、残業表に名前と時間(何時から何時まで残業するか)、そして仕事の内容をちゃんと書かなければ残業代が出ません。ジャカルタに働いている会社員は交通渋滞を防ぐために帰宅時間を遅くする人が少なくないです。仕事が終わったら映画を見たり、友達と食事したりします。渋滞がやっと落ち着くのは夜20時頃です。以上が一般的なインドネシア人の平日の過ごし方です。
いかがでしたでしょうか。次回は今回のテーマに少し関連して、ジャカルタの会社員の話をします!
インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。
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