インドネシアは1万7000以上の島からなる群島です。都市や島の間を移動する場合、空路は道路や海路に比べてはるかに早いです。インドネシア人では旅行するときに飛行機に乗るのでしょうか?どのような理由で飛行機を選ぶのでしょうか?次の調査を見てみましょう。
アンケート期間:2017年9月11日 – 2018年12月11日
アンケート回答者:インドネシア在住の10~59歳 男女 500人
リコリス(Licorice)による調査
Q:今までどのくらい飛行機に乗ったことがありますか?(SA)
意外なことに、約半数の49.8%が「飛行機に乗ったことはない」と回答しています。飛行機に乗ったことがある人の中でも、1〜3回という人が多くなっています。飛行機に乗ったことはない人の中には、飛行機代が高いと感じていたり、飛行機に乗るのが怖いなどの理由があります。
Q:飛行機で国内・海外のどちらに行きましたか?(SA)
約39.2%が「国内のみ」と選択しています。インドネシアは世界最大の群島で、17,000以上の島があります。そのため、別の島に行くには飛行機またはボートで行く必要があります。インドネシア中央統計局によると、2019年12月に国内線を利用した乗客数は698万人でした。
Q:あなたが飛行機を利用した目的を教えてください。(MA)
飛行機を利用した目的には、33.6%が「観光」と回答しています。インドネシアで最も人気のある観光地は、バリ、ジョグジャカルタ、ロンボク、ラジャアンパットです。
次に、14.4%が’「帰省」と回答しています。スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島、さらにはパプア島から来た人々が、大都市のあるジャワ島で働いていることがとても多いです。そういった人は、宗教的な祝日や国民の祝日にはだいたい飛行機で帰省します。
Q:インドネシアの航空会社の中で利用したことのあるものにチェックしてください。(MA)
インドネシアにはいくつかの国内航空会社があります。30%が「ガルーダインドネシア航空」と選択しています。ガルーダインドネシア航空は1947年に設立され、1949年に運航開始しました。ガルーダインドネシアは、スカイチームに参加した最初のインドネシア航空会社であり、その品質と豊富な飛行ルートにより、信頼できる会社となりました。
2番目に、19.2%が「ライオン・エア」と選択しています。この航空会社は1999年11月に設立され、2000年6月に就航しています。ライオン・エアは、2019年までに国内線・国外線合わせ183路線に広がっています。ガルーダインドネシアよりもチケット代が安いため、一部の人々はライオン・エアを選択します。
Q:あなたが飛行機に乗った際につらかったことをチェックしてください。(MA)
飛行機に乗った際につらかったこととして、20.4%が「揺れ」、19%が「耳鳴り」と選択しています。耳鳴りは、離着陸時の急激な気圧の変化により発生します。
Q:あなたはフライト中に何をしていますか?(MA)
フライトを快適に過ごすために、自分のやり方を持っている人が多いです。約29.2%が「音楽を聴く」と回答しています。音楽を聴くことで飛行機の機械音によるストレスを軽減し、リラックスできます。次に、19.2%が「寝る」と回答しています。睡眠はストレスを解消する大きな役割を担っています。飛行機に乗るときに睡眠薬を飲む人さえいます。
結論
約半数のインドネシア人は飛行機に乗ったことがありません。飛行機を利用する目的は、「観光」や「帰省」などです。運輸省とインドネシア交通協会のデータによると、島間旅行者には海路が人気があり、ジャワ島内の旅行者はバスや電車を利用する方が多いです。飛行機代は高いため、インドネシア人にとって飛行機に乗るのはあまり好まれていません。飛行機代が下がれば、国民の興味を引くと考えられています。
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