マスクは外にいるときに保護具になります。例えば、公共交通機関を利用したりバイクに乗る際、マスクをすればウイルスなどの飛散を大幅に防ぐことができます。一方、韓国では、ファッションとしてマスクを使用することが非常に人気があります。では、インドネシアではどうでしょうか?インドネシア人はマスクをよく着用するのでしょうか?いつ着用するのでしょうか?今回は、インドネシア人のマスクに対する意識調査です。
アンケート期間:2017年8月23日 – 2018年12月31日
アンケート回答者:インドネシア在住の10~59歳 男女 501人
リコリス(Licorice)による調査
Q:あなたは日頃からマスクを持ち歩いていますか?(SA)
約78%の回答者が「必ず持っている」または「たまに持ち歩く」と答えています。インドネシアでは通常、状況により異なり、例えば、自分の車で出かける際にはマスクはしませんが、公共交通機関を利用する際はマスクを持ち歩きます。
一方、8.78%の回答者は「まったく持ち歩かない」と答えています。
Q:あなたがマスクを着ける頻度を教えてください。(SA)
上記の調査では、約32.93%がほぼ毎日マスクをしていると回答しています。「ほぼ毎日」と答えた回答者は、通学および通勤に公共交通機関を利用している可能性があります。または、仕事の関係でマスクを着用する必要がある場合もあります。次に多い回答は、マスクをするのが「週1回以下」(21.76%)という回答となっています。
Q:あなたはどんな時にマスクを着けますか?(MA)
過半数の回答者、70.85%が「バイクに乗るとき」にマスクをすると回答しています。インドネシアのバイク保有台数は世界第3位で、大気汚染度も高いため、インドネシア人は空気汚染から保護するため、マスクを着用しています。次に、39.52%が「空気が悪いとき」と回答しています。特に悪い空気を扱う建設および工場労働者がよくマスクを着用しています。
続いて、34.33%が「風邪や病気のとき」と回答しています。インドネシアでも、風邪や病気のときは周りの人に感染させないことが常識になっています。このタイプの最も人気のあるローカルブランドは「センシマスク(Sensi Mask)」や「スクリニールマスク(Skrineer Mask)」です。
Q:あなたが普段使っているマスクはどんなタイプですか?(MA)
普段最も使われているマスクは「布製」のタイプ(55.09%)です。生地とデザインによりますが、価格は約Rp 20,000(135円)からRp 100,000(700円)ぐらいと手頃です。その上、布製マスクは洗えるので、地球にも優しいマスクです。
一方、49.3%が「使い捨て(紙製)」と選択しています。このタイプのマスクは基本的に3層構造になっています。使用後は必ず捨てます。病院で医者や看護師が患者の検査や治療中に感染を防ぐために一般的に使用されています。
Q:あなたがマスクを買うとき、何を基準に選びますか?(SA)
次に、マスクを購入する際に考慮すべき要因についてたずねました。50.7%の回答者が「素材」を基準に選ぶと選択しています。例えば、吸汗性や息のしやすさ、肌にやさしいなどがポイントになります。
次に35.33%が「デザイン(色・柄)」を選択しています。通常、男性にはナチュラルな色の方が好まれ、女性には可愛い色および柄が好まれます。また、26.55%が「強度」を選択しています。長持ちすることを重視してマスクを選ぶ方もいます。
Q:あなたがマスクに関して困っていることをチェックしてください。(MA)
約38.12%が「メイクが落ちる」と回答しています。化粧をしている女性には、落ちたメイクを直すことは面倒と感じます。一方、29.34%がマスクをすると「暑い」と回答しています。バイクに乗るときはヘルメットを被らなければなりません。熱帯性気候のインドネシアではヘルメットを被るだけでも暑く感じ、マスクをするとさらに暑くなります。
結論
インドネシア人はマスクをよく着用しています。普段、公共交通機関を利用するときやバイクに乗る際にはマスクを着用しています。購入時に布マスクを選ぶ方が多いです。布製マスクは洗えるので、地球にも優しいマスクです。女性にとっては、マスクをするとメイクが落ちるのが悩みです。マスクのメーカーは、肌に優しく、汗を吸収する生地でマスクを製造すると評価されるようです。手頃な価格で販売する必要があることを忘れないでください。
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