健康に関する意識を調査!
みなさんは日頃、健康管理のために何かしていますか?
健康は大事だと頭でわかっていても、
実際に行動していないという人も多いのではないでしょうか。
ベトナムと日本、お国の違いで健康に対する意識にも違いがあるのでしょうか?
そこで、ベトナムの方が健康に関して、どんなことを日頃から心がけているのか調査してみました。
「健康に関するアンケート(※)」のデータをもとに、
ベトナムの健康事情についてご紹介したいと思います。
※Licorice調べ
アンケート配信期間:2016.11.07-12.31
アンケート回答者:ベトナム在住の10~40代 男女500名
Q.あなたは健康に関心はありますか?(SA)
「健康に関心があるか」聞いたところ、なんと96%の人が健康に関心があると回答。
ベトナムのみなさん、健康への意識が高いですね!
(女性より男性の方がほんの少しですが、関心が強いようです。)
自分の体のことですから、関心を持って当たり前!
健康第一は世界共通のスローガンなのかもしれませんね。
Q.あなたが健康のために気をつけていることをチェックしてください。(MA)
「健康のために気を付けていること」を聞いたところ、最も多かったのは「運動」で
全体の32%でした。続いて「食事」(19%)、「睡眠」(18%)という結果となりました。
男女の違いを見ると、男性は運動面を特に気をつけているようです。
女性は、運動・食事・睡眠の3項目を同じくらい気をつけているようです。
健康3原則である「運動」「食事」「睡眠」。
ベトナムでも健康な生活を送るためには、やはりこの3点は欠かせないようですね。
Q.あなたが日頃の食事で気をつけていることをチェックしてください。(MA)
「日頃の食事で気をつけていること」を聞いたところ、全体の結果で最も多かったのは
「栄養バランス」(24%)でした。続いて「食事の回数を3食にする」(22.1%)
「野菜やフルーツを食べる」(21.5%)の順に関心が高いようです。
男女別に見ると、女性の1位は「野菜やフルーツを食べる」(25%)となりました。
ベトナムはライチやドラゴンフルーツなどの南国フルーツの宝庫です♪
きっと、おいしいフルーツを食べているんでしょうね。
Q.あなたはスポーツや運動をどのくらいの頻度でしていますか?(SA)
「運動の習慣」について聞いたところ、全体で45%の人が「毎日」と回答
続いて「週に3回以上」(18%)、「週1~2回」(12%)という結果でした。
なんと、約5割の人が毎日運動しています!
週に1回以上体を動かしている人で計算すると、男性80%、女性 61%もいることになります!
厚生労働省が発表した平成25年「国民健康・栄養調査」によると、
日本人で運動習慣のある者(※)の割合は、男性33.8%、女性27.2%という結果でした。
※「運動習慣のある者」とは、1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者。
この数字と比較すると、ベトナム人がいかに頻繁に運動しているか、ということがわかりますね。
(日本人の運動量の少なさにもびっくり。もう少し運動しましょう!)
ベトナムのみなさんは、運動をするのがとても好きなようで、
老若男女問わず、公園で体操や運動をしているそうです。
また、公園には誰でも使えるトレーニング器具が設置してあるので、
環境面からも、運動に対する意識が自然と高まるのかもしれません。
近代化の波で課題も! 気を付けるべきこととは?
今回のアンケートで、ベトナムのみなさんが習慣的に運動していることがわかりました。
ベトナムでの肥満率の低さの秘訣は、この「運動好き」にあるのかもしれませんね。
日本は、世界一の長寿国であり、肥満率も世界平均よりは低いので、健康な人が多い国に見えますが、
高血圧や動脈硬化 、糖尿病といった生活習慣の増加が、深刻な社会問題となっていますね。
ベトナムでも近年の経済発展で人々の生活が豊かになり、
食事をはじめとするライフスタイルの変化によって、肥満や糖尿病患者数が増えてきているそうです。
また、病気に対する知識や予防の周知もこれからです。
今後、ベトナムも日本と同様に生活習慣病への対策が大きな課題となるでしょう。
健康への意識が高いベトナムです。
生活習慣病予防に関連したダイエットや健康食品などの健康産業のニーズも高まりそうですね。
「健康サポート」にビジネスチャンスの予感♪
生活習慣病の悩みを持つ先輩としてアドバイスしつつ、
ベトナムのみなさんと一緒に健康に向かって邁進していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。この記事の元になった調査の詳細レポートをこちらからご購入いただけます。
【主な内容】
・健康への関心度
・喫煙および飲酒の割合
・平均睡眠時間
・食事の時に気を付けていること
など
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